2015年9月26日土曜日

GalileoでやっとLチカできた

■Intel Galileo

Intelが発売したx86 CPUを搭載したLinuxボードで、Arduinoでもあります。登場時は雑誌で特集が組まれたり、結構話題になっていた印象でしたが、Raspberry Piにとってかわるようなことはなく、今ではあまり賑わっている印象はありませんね(キャッチアップできていないだけで、実は賑わっているのかもしれませんが...)。

私は、発売当時に第1世代Galileoを購入したものの、MacでArduino IDEが起動せずじまいで1年以上放置してしまっていたのですが、最近になってやっとLチカまでこぎ着けました。

■Lチカまでの道のり

結構苦労しました。成功までの流れを以下に記載しておきます。

①OS X Yosemite on MacBook Late 2009
→Arduino IDE 1.6.0、FirmwareUpdate 1.0.4が起動せず失敗。

②Windows 7 64bit on ThinkPad T61
→デバイスドライバインストール
  (ドライバはIDE1.6.0を解凍してできたフォルダ内のdriversに入っている)
 →Arduino IDE 1.6.0は起動し、Lチカのスケッチを実行したもののLチカせず失敗。
  →[ツール] > [ボード] > [Intel® Galileo]を選択
  →[ボード] > [Galileoが認識されたCOM番号]を選択
 →FirmwareUpdate 1.0.4でファームウェアアップデートを試みるものの失敗。
  →怖いけどUSBケーブル引き抜いてGalileo再起動させました。
  →Java7(x64)の状態で止まっていたので、Java8(x86)に更新して、
   環境変数JAVA_HOMEを変更。
  →x86版Java8になったのはオンラインアップデータを使用したため
 →この状態でファームウェアアップデートを実行したら成功しました。
  →成功したのはJava更新のおかげか、タイミングなのかは分かりません。
 →Arduino IDE 1.6.0で[ファイル] > [スケッチの例] > [01.Basics] > [Blink]を
  実行したところLチカ成功!

Windowsではできたけど、Macでできないままなのは悔しいので、マシンを変えてチャレンジ。

③OS X Yosemite on MacBookPro Mid 2014
→Arduino IDE 1.6.0を起動したら、レガシーサポート用の
  Java6(Java for OS X 2015-001)をインストールせよという画面が
  表示された(MacBook Late 2009ではなんで表示されなかったんだろう...)。
 →https://support.apple.com/kb/DL1572?locale=ja_JP から
  javaforosx.dmgをダウンロード。

④OS X Yosemite on MacBook Late 2009
→ダウンロードしたjavaforosx.dmgをこっちに持ってきてインストール。
 →インストール後Arduino IDE 1.6.0を起動したら、起動成功
  (環境変数JAVA_HOMEの設定等は一切していない)。
 →[ツール] > [ボード] > [Intel® Galileo]を選択
 →[ボード] > [/dev/cu.XXXXX]を選択(/dev/tty.XXXXXを選択してはダメらしい)
 →Blink実行でLチカ成功!

【Lチカ成功時の写真(GPとプリントされた横のLEDが点灯しています)】

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