■Intel Galileo
Intelが発売したx86 CPUを搭載したLinuxボードで、Arduinoでもあります。登場時は雑誌で特集が組まれたり、結構話題になっていた印象でしたが、Raspberry Piにとってかわるようなことはなく、今ではあまり賑わっている印象はありませんね(キャッチアップできていないだけで、実は賑わっているのかもしれませんが...)。私は、発売当時に第1世代Galileoを購入したものの、MacでArduino IDEが起動せずじまいで1年以上放置してしまっていたのですが、最近になってやっとLチカまでこぎ着けました。
■Lチカまでの道のり
結構苦労しました。成功までの流れを以下に記載しておきます。①OS X Yosemite on MacBook Late 2009
→Arduino IDE 1.6.0、FirmwareUpdate 1.0.4が起動せず失敗。
↓
②Windows 7 64bit on ThinkPad T61
→デバイスドライバインストール
(ドライバはIDE1.6.0を解凍してできたフォルダ内のdriversに入っている)
→Arduino IDE 1.6.0は起動し、Lチカのスケッチを実行したもののLチカせず失敗。
→[ツール] > [ボード] > [Intel® Galileo]を選択
→[ボード] > [Galileoが認識されたCOM番号]を選択
→FirmwareUpdate 1.0.4でファームウェアアップデートを試みるものの失敗。
→怖いけどUSBケーブル引き抜いてGalileo再起動させました。
→Java7(x64)の状態で止まっていたので、Java8(x86)に更新して、
環境変数JAVA_HOMEを変更。
→x86版Java8になったのはオンラインアップデータを使用したため
→この状態でファームウェアアップデートを実行したら成功しました。
→成功したのはJava更新のおかげか、タイミングなのかは分かりません。
→Arduino IDE 1.6.0で[ファイル] > [スケッチの例] > [01.Basics] > [Blink]を
実行したところLチカ成功!
Windowsではできたけど、Macでできないままなのは悔しいので、マシンを変えてチャレンジ。
↓
③OS X Yosemite on MacBookPro Mid 2014
→Arduino IDE 1.6.0を起動したら、レガシーサポート用の
Java6(Java for OS X 2015-001)をインストールせよという画面が
表示された(MacBook Late 2009ではなんで表示されなかったんだろう...)。
→https://support.apple.com/kb/DL1572?locale=ja_JP から
javaforosx.dmgをダウンロード。
↓
④OS X Yosemite on MacBook Late 2009
→ダウンロードしたjavaforosx.dmgをこっちに持ってきてインストール。
→インストール後Arduino IDE 1.6.0を起動したら、起動成功
(環境変数JAVA_HOMEの設定等は一切していない)。
→[ツール] > [ボード] > [Intel® Galileo]を選択
→[ボード] > [/dev/cu.XXXXX]を選択(/dev/tty.XXXXXを選択してはダメらしい)
→Blink実行でLチカ成功!
【Lチカ成功時の写真(GPとプリントされた横のLEDが点灯しています)】
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